「マクドナルドの店内BGM」のディープさについてぼんやりと

こんな記事を読んで思ったことをぼんやりと。

www.businessinsider.jp

 

詳細は記事を読んでいただければと思うが、マクドナルドはUSENの特別編成チームと協力してBGMにかなりこだわってるとのこと。

 

マクドナルドに行く時はイヤホンをつけていることが多いので今まで1回も気にしたことはなかったけど、特別編成チームを作るくらいにこだわっているとは!

 

大手飲食チェーンは売れ線のJ-POP、J-POPのカバー、Jazzなど色々な考えででチョイスしているんだろうけど、音楽好きの私としてはこれだけこだわっているのであれば一度ゆっくり聞いてみたいと思う。

 

 

マクドナルドがBGMにこだわりポイント

1.時間帯ごとに4つのプレイリストがある。

24時間営業も少なくないマクドナルド。

時間帯で当然ムードにあう音楽は変わってくるが、しっかり時間帯ごとにコンセプトを分けてプレイリストを作成している。

  • モーニングは爽やかな音楽
  • アフタヌーンはスタイリッシュ
  • イブニングのウキウキする感じ
  • ミッドナイトはディープに

ここまでこだわって独自プレイリストをプロと作っている店舗は飲食店以外を含めてはないのではだろうか?

それぞれ1時間のプレイリストとなっているそう。

ジャンルにはこだわらずコンセプトに合っていればOKらしいが、それって逆に選曲が大変そうだ。

 

 

2.月に2回更新

これは地味にすごいと思う。

4つのプレイリストを月に2回更新って飲食店がやることじゃなくないですか?(褒めてる)

結構大変だと思うんですよねこれ。

もちろんプロがやっているんだから仕事でしょ?って言ったらそれまでなのだが、それなりにお金がかかってると思うんですよ。

これだけお金をかけてBGMにこだわるマクドナルドがすごすぎる。

 

3.有名曲かどうかは問題ではない。

インタビュアーがアリアナ・グランデの「NASA」というシングルカットもされていない曲を使用している点に驚いていたが、有名曲ではなくてもコンセプトに合っていればOKという姿勢が素敵だ。

メッセージ性が強くてもOKにしているというところも素敵。

楽曲はいいが飲食店としてどうしても好ましくない部分はフェードアウトでカットするという、通常だったら別曲にするであろうところに手間をかけているのには頭が下がる…。

ちなみに私は音楽を聞くのが好きな方だが、恥ずかしながら知ってる曲は全然なかった。

「グローバルにコンセプトに合っている曲」とのことだが、日本語曲も流れることあるのかな?

個人的には、良質だけどまだまだ知られていない日本語曲もぜひ使って欲しいところ。

 

4.「FUN PLACE TO GO」という姿勢

マクドナルドの企業姿勢として「FUN PLACE TO GO(マクドナルドに行けば楽しいことがある)」と感じてもらえるようにすることが目標。よってBGMもオリジナルにすべきということでこだわっているらしい。

売り上げとの相関性はわかっていないが、そこにはこだわっておらずあくまでホスピタリティとして独自BGMにしている。

「神は細部に宿る」なって言葉もあるが、マクドナルドのこだわりすごすぎる…。

 

 

細部のこだわりって大事よね。

細部にこだわることで「マクドナルド」というブランド価値を高めているのだろう。

私は貧乏性なのでSpotifyなどのサブスクでプレイリスト出せばいいのにって思うが、それをしないのもなんだかかっこいい。

もちろん、マクドナルドくらいの大企業だからこそここまで出来るという部分はあるかもしれないが。

音楽好きとして、マクドナルドがより好きになる記事だった。

 

そんなことをぼんやりと思った。