【「それ、なんの役に立つの?と言われたら】というブログを読んでぼんやりと
こんな記事を読みました。
役に立つと言うのはいいことだけど、それに追われてしまったら元も子もない。
最後に相模原市の障害者施設で起きた殺人事件について触れているが、役に立つ=最重要事項となってしまうと色々としんどくなってしまう。
突き詰めると娯楽は不要という結論になる。
娯楽というのは感情が動かされたり、夢中になれるものが娯楽に当たるものだと思う。
仕事人間の人は娯楽なんかしている暇があるなら勉強をするという人がたくさんいると思うが、その人は仕事自体が好きで夢中になれるから仕事と娯楽がイコールになっているのだと思う。
「好きなことを仕事にできている人」という言葉も聞くが、ここで言う「好きなこと」って言うのは絵を書くことだったり具体的なことを思い浮かべるが、実際は仕事の流れを効率化することや業績をあげることや見やすい資料を作ることなど、仕事の中の作業も好きなことに入ると思う。
新聞を読んで世の中のことを知ることは大事だ、と言うのもそれは興味があるからで苦痛で仕方ないが義務的に読んでいると言う人は少ないのではないだろうか。
これは親戚の70代の叔父の話なのだが、以前は小説を読むのが趣味で色々読んでいたが今は全く読まなくなった、だから今は無趣味だと言う。
しかし、以前からやっていた株はやっており、欠かさず経済ニュースをチェックし、小説の文字並みに細かい字で毎日メモをとっている。
叔父に「それは株が趣味なんでしょ」と言ってもピンときていない。
叔父の中では株と言うのはお金を稼ぐもので、それは役に立つことだから趣味(=娯楽)と言われてもピンとこないのだと思う。
多くの人は社会だったり仕事などお金に関わるプラスになる行為を「役に立つこと」と考える。
なぜか「役に立つこと」は娯楽とは考えないようだ。
役に立つ=最重要となっている人の多くは、社会的・経済的に役に立つことをすること自体が楽しい、つまり娯楽になっていると考えるともう少し考え方が変わりそうな気がする。
だいぶとっちらかった文章になってしまったが、そんなことをぼんやりと思った。